花粉症のせいでお口の環境が悪化!?

こんにちは。院長の小坂です。

今年は新型コロナウイルスの影響でマスクが手に入りづらい状況が続いているようです。

そろそろ花粉症が気になる季節ですが、こちらもマスクは必須アイテムですから、早く手に入りやすい状況が戻るといいですね。

花粉症の時期になると「口が臭いな…」と感じる方がいらっしゃると思います。

花粉症の症状で鼻詰まりになると口呼吸になり、お口の中が乾燥しやすくなります。

お口の中から唾液が減ってしまうと、細菌が繁殖しやすくなって、口臭が強くなる原因となります。もちろん歯周病菌やむし歯菌も増殖しますので、これらの危険性も高まるということになります。

鼻詰まりだけでなく、花粉症のお薬の副作用で唾液が減ることもありますから、対策が必要ですね。

お口の中の乾燥を防ぐには、手軽にできる唾液腺マッサージが有効です!

①耳下腺マッサージ

耳たぶのやや前側、上の奥歯あたりを指全体でやさしく押しながらマッサージします。5~10回繰り返しましょう。

②顎下腺マッサージ

あごの骨の内側に指をあて、耳下からあごの先までを優しくマッサージします。こちらも5~10回程度繰り返してください。

③舌下腺マッサージ

あごの先のとがった部分の内側を、下あごから舌を押し上げるように押します。自分で行う場合は、両手の親指を使うと良いでしょう。これを5~10回繰り返します。

他にも、しっかり水分補給したり、ガムを噛んだりすることも効果的です。(ガムはキシリトール入りのものを選んでくださいね)

プラーク(歯垢)もつきやすくなっていますので、普段以上にしっかり歯みがきを行いましょう。歯間ブラシやデンタルフロスなどを使って、歯と歯の間のお掃除も忘れずにしてくださいね。

ヌルヌルがツルツルに!

こんにちは。院長の小坂です。

1月18・19日に今年で最後となる大学センター試験が行われましたね。
京のセンター試験のニュース映像は雪景色の印象が強いな…と思って調べてみたところ、実際、雪の日が多いようです。

2000年~2018年までの東京のセンター試験当日の天候は19年間で雪の日(みぞれも含む)は4回。
雪の確率が約20%…。
東京で1月に雪が降る日の確率は9%なので、なんと2倍以上の確率!
半分は晴れの日が占めているのですが、どうしても悪天候のイメージの方が強くなってしまいますよね。

横手は例年大雪の中行われますが、今年は積雪0センチ。受験生にとっては恵みの晴天でした。
結果も晴れやかであることを願っております。

ところで、みなさん歯がヌルヌルしていませんか?
これは、歯についた「バイオフィルム」です。

このバイオフィルムは排水溝などにつくヌメリと同じもので、発生している細菌を守るバリヤーとなってしまいます。このバリヤーの中でむし歯菌や歯周病菌などが増殖し、お口の中の環境が悪化していきます。

しかし、バイオフィルムは普段の歯磨きで除去できるものではなく、また、殺菌剤や抗生剤なども跳ね返してしまうような強固なものです。歯科で機械的な除去(PMTC)を行うしかありません。

PMTCでバイオフィルムの除去を行うとむし歯や歯周病の予防になるだけではなく、お口の中がサッパリし、歯もツルツル、口臭も軽減されて良いことづくめです。バイオフィルムは3~4カ月ほどのサイクルで出来るといわれます。お口の環境を守るためにぜひ定期的にお受けくださいね。

2020年1月の診療スケジュール

1月6日(月)より、新年の診療を開始します。

以降はカレンダー通りの診療となり木曜日・日曜
休診です。

 

 

今年もありがとうございました

こんにちは。院長の小坂です。

いよいよ年の瀬となり、あわただしい日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。大掃除は進んでいらっしゃいますか?毎年、寒くならないうちに計画的に少しずつ進めておこう、と思いながらも、結局は年末の休暇に入ってからようやく重い腰をあげ、やっぱり今年もバタバタ…ということになりがちですよね。

計画的に進めておきたい、というのは歯科治療でも同じことがいえます。
歯科治療は一度で済むものもあれば、数回のご来院が必要となるものもあります。

特に、

・結婚式までに歯を白くしたい!
・妊娠中の安定期に治療を受け、口腔内のケアをしておきたい!
・3月に引越しをするからそれまでに気になっているところを一通り治療しておきたい!

というような期日や期間が決まっている場合は、まずは度ご相談いただき、無理のないスケジュールで、余裕をもって受診されることをおすすめいたします。

1年が経つのはあっという間でしたが、今年も多くの患者様にご来院いただき、色々なことを経験し、学ばせていただきました。本年も大変お世話になり、誠にありがとうございました。当院スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

少し早めではございますが、年末のごあいさつとさせていただきます。
皆様、良い年をお迎えくださいね!

12月の診療スケジュール

12月はカレンダー通り診療致します。
木曜日・日曜休診です。

年末年始は、12月30日(月)午後 から1月5日(日)まで

休診いたします。

お口ポカンとインフルエンザ

こんにちは。院長の小坂です。

いよいよ寒さも本格的になりましたが、みなさんいかがお過ごしですか?
今年は例年よりも早くインフルエンザの流行が始まったようですね。予防接種を早く受けなくちゃ…と焦っている方も多いのではないでしょうか。手洗いうがいも大切ですね!

…突然ですが、
気がつくといつもお口がポカンとあいていることはありませんか?

お子様はどうでしょう?

実は、この「お口ポカン」は、インフルエンザや風邪にかかりやすくなる要因のひとつなんです。

いつもお口の中を潤してくれている唾液には、浄化・抗菌作用があり、お口から体の中に細菌が入り込まないように守ってくれています。
しかしお口がポカンと開いた状態だと口腔内が乾燥し、唾液の分泌が減り、その機能が低下してしまうのです。

その他にも、お口がポカンとあいた状態が続くと、
・歯並び
・口臭
・むし歯や歯周病
・食べ方、飲み込み

などにも悪影響があります。(そのほかにも色々あります…)
お口がポカンとなってしまうのは原因があることが多いので、気になる方はご相談くださいね。

もちろん色々と対策をしていても、インフルエンザや風邪にかかってしまうことはありますよね。そんな時は周りにうつさないことが大切です。
「コンコン…」と咳が出始めた時に大切な、「咳エチケット」について記載しておきます。参考になさってくださいね。

(以下、厚生労働省HPより引用)
【咳エチケット】
◇咳・くしゃみが出るときは、他の人にうつさないためにマスクを着用する。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れる。
◇鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗う。
◇咳をしている人にマスクの着用をお願いする。

11月の診療スケジュール

11月はカレンダー通り診療します。

木曜日・日曜
4日(月)文化の日振替休日・23日(土)勤労感謝の日
休診です。

 

顎が疲れていませんか?

こんにちは。院長の小坂です。

もうすぐ11月。今年も残すところ2カ月となりましたね。

秋も深まり、これから寒さが増してきますが、ピュ~っと吹く冷たい北風に、思わず首をすぼめてぎゅっと歯を噛みしめていた…という覚えはありませんか?

実は上下の歯が触れ合っている時間は1日平均17.5分と、非常に短い時間だと言われます。本来は食事や会話の時に瞬間的に触れ合うだけで、普段は離れているものです。

しかし、何かに集中している時やTVを見ているようなふとした瞬間に、気づくと歯が触れ合っている。これが「噛み合わせの癖」。専門用語でいうとTCH(Tooth Contacting Habit:上下歯列接触癖)といいます。

「夜中、歯ぎしりしてるよ」と家族に言われる方。これもTCHです。
起きている時に「ギリギリ…」と音が鳴るほど力を入れることはかなり難しいですよね。

歯ぎしりはとんでもない力で食いしばっているのです。
音を出さずに静かにグッと噛みしめて眠っている人もいます。
朝起きて顎が疲れていることはありませんか?

頬に手を置き、軽く上下の歯を触れ合わせるくらいの力で噛むだけでも顎の筋肉が動くのがわかります。歯ぎしりや噛みしめでどれだけ歯や顎に負担がかかっているか想像に難くないですね。

歯ぎしりや噛みしめは、歯が割れる・欠けるといった直接的なダメージはもちろん、冷たいものがしみる・顎の痛み・頭痛・肩こりなどを引き起す原因となります。

日中の噛みしめを防ぐ手軽な方法があります。

それは…仕事中に使うパソコンやTVなど、普段から目につくところにフセンを貼っておくだけ!そのフセンが「あ、歯を離さなきゃ」と気づく目印になってくれます。

精神的なストレスは大敵です。
睡眠時の歯ぎしりや食いしばりを防ぐためには、眠る前には特にリラックスを心がけ、質の良い睡眠をとるようにしましょうね。

10月の診療スケジュール

10月はカレンダー通り診療します。

木曜日・日曜
10月14日(月)体育の日・10月22日(火)即位礼正殿の儀の行われる日
休診です。